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パワハラの背景にあるものとは?

おはようございます。

今日は雨模様ですね。傘を忘れずに。

さて、いろんなアマチュアの協会がパワハラとかで問題になっていますが、それらにほぼ共通することは何でしょうか? またなぜ人はそうした人にコントロールされてしまうのでしょうか?

山によく登るのですが、その時に安定していて大丈夫だろうと足を置いて体重をかけた石が崩れるとバランスを崩してしまいます。足首をひねったりすることもあります。

例えば、すごい信頼している人にウソを言われたり、気づいたら浮気されているのに気づいた時に混乱しませんか?

人は元となるデータ(因り所にしているデータ。それは人でもあり、物でもあります)を否定されると混乱してしまいます。

その時に、何か新しいデータが入るとそれを信用してしまい、簡単にコントロールされてしまいます。

例えば、ひどい失恋をして、混乱状態に陥った時に、自暴自棄になってしまい、とんでもない人を恋人にしてしまうのもまさにそれです。

また、怒ったり、恫喝され否定されると、元となるデータが破壊されるので、自然にその人の言うことを聞いてしまうようになるのです。

これがパワハラが続く原因です。

他人から見たら、何でNOを言わないのかと思いますが、背景にある理由は、まさに、元となるデータが否定され、混乱されコントロールされたのです。

過労死の背景にあるのも、上司に逆いたくても出来ない場合は、「早く帰りたい」と思っても怒ら、混乱して、「みんながやっている」「成績を上げろ!」と言われそれを信じて行動した結果でしょう。

ひどい例だと、連合赤軍の総括という、自己批判に加えて、集団で糾弾するのもその典型です。

ですから、もし、自分が何か否定されたりする状態が続いているような場合は、元となるデータが否定されているのです。そこをきちんと認識して、反論して戦うなり、またその人と距離を取るなりしましょう。

時間が経てばなんとかなるという受身ではなく行動を起こしてこそ、問題は解決するものです。

今日も元気で頑張りましょう!

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パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その5 コミュニケーションで必要な要素

パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その4 コミュニケーションの公理の解説

さて、次はさらにコミュニケーションをスタートする点で必要な要素を伝えていきましょう。

下の絵を見てみましょう。こんなシーンだと相手は聞いてはいないですよね。これはコミュニケーションにおいてある要素が欠けていることから生じます。それは何でしょうか?

注意がないコミュニケーション

それは男性からは「注意」が女性に向けられていますが、女性からは男性に「注意」が向けられてない状態です。そんな状態で「言葉」をかけてもコミュニケーションは相手に伝わらないのです。

注意がないコミュニケーション2

小学校の時に朝礼のときに後ろ向いて話していると先生が「顔とおへそを正面に向けて!」と言われましたが、車に乗っているときは別にして、まさに顔とおへそを相手に向けていないと注意は相手に向かいないし、相手もそうは思わないのです。

ですから下の写真のように話すときは、相手の注意が自分に向けられた時に話す必要があります。そして、ちゃんと相手からの注意を得ていないと相手との間の「親愛の情」は明らかに落ちます。

例えば、部下の顔を見ないで指示を出すとか、あるいは向うを向いている時に背中越しに指示を出すとかです。そうすると、相手から良い印象は持たれないので、同じことを言っていたとしても、パワハラだと思われる可能性は増えてしまうのです。

コミュニケーション ぱくたそ その3 640x426

 

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テストの内容について説明しています。

パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その4 コミュニケーションの公理の解説

パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その3 コミュニケーションの原理とは?

コミュニケーションの公理

 

コミュニケーションとは、源点から距離を越えて受領衝動あるいは粒子を押し進めるとする考え及び行為であり、それには源点から発せられたものに対するデュプリーション及び理解を、受領点に生じさせようとする意図が伴います。

 

1. 源点から距離を越えて受領衝動あるいは粒子を押し進めるとする考え及び行為

これが最初の文章の部分です。チョコレートが粒子で、それを源点から受領点距離を超えて推し進めています。

コミュニケーション その1640x426

 

2. 源点から発せられたものに対するデュプリーション及び理解を、受領点に生じさせようとする意図が伴います。

コミュニケーション その2 640x426

 

そして、バレンタインデーであなたにチョコレートをプレゼントする意図を相手に伝えると、受領点は、それをデュプリケーションして理解します。

デュプリケーション:複製のこと。

意図: 何かをしようとする考え。この場合は、あなたにチョコレートをあげるというのが意図

 

まとめますと、

きちんと自分の考えを相手に対して、意図をもってデュプリケートさせて理解するまでが源点側の責任なのです。

ですから、

・片方が「言ったのに。。。」と言って相手が理解したかの確認を取らないこと。
・「そのくらいわかるだろ。。」ときちんと相手が理解するまで伝えないこと。
・「わかった」と言って内容をちゃんと理解してないこと。
・察しろと相手に理解させるのを委ねていること。

はコミュニケーションの公理から、あてはまらないのです。

次回はこれについて説明していきます。

パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その5 コミュニケーションで必要な要素

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パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その3 コミュニケーションの原理とは?

パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その2 理解とは?

コミュニケーションにおいてこうした問題を抱えたことがありませんか?

 

・何か言っても相手からの返事がなく、相手が理解したのか?そうでないか分からない?
・こっちは言っているのに、相手に伝わらなかったことがありませんか?
・空気が読めない新人にどう伝えたら良いのか?

日本語は英語と違いYES、NOがはっきりしない言語です。例えば、「検討します」と言われたら、その場の雰囲気にもよりますが、大方、NOの色合いが濃くなります。あえてNOと返事しないのです。

しかし、社内で曖昧さがあると業務に支障をきたしてしまいます。

こうした問題が起きたときには原点に立ち返る必要があります。コミュニケーションの定義をみてみましょう。

 

コミュニケーションの定義

英語:communication = ラテン語:communis ( common, public, 共通の) communio(交わり, comm共に unio一致)+ munitare(舗装する, 通行可能にする)

この定義には、「共通の」があるように、コミュニケーションは相互理解が基本です。

ですから、

・片方が「言ったのに。。。」と言って相手が理解したかの確認を取らないこと。
・「そのくらいわかるだろ。。」ときちんと相手が理解するまで伝えないこと。
・「わかった」と言って内容をちゃんと理解してないこと。
・察しろと相手に理解させるのを委ねていること。

以上は含まれてないのです。

そこで、次に問題となってくるのは、

 

コミュニケーションにおいて、理解する責任は、コミュニケーションの源点(出し手側)か、受領点(受け手側)のどちらにあるでしょうか?

 

一般的に、日本人は民族も一つであり、何となくわかる。空気を読めと言われるように、得てして、起因点というより、受領点にも理解する責任があるように思いがちです。

しかし、以下のコミュニケーションの原理をみれば、そうではないことがわかります。理解する責任は、実は起因点にあるのです。

 

コミュニケーションの公理

コミュニケーションとは、源点から距離を越えて受領衝動あるいは粒子を押し進めるとする考え及び行為であり、それには源点から発せられたものに対するデュプリーション及び理解を、受領点に生じさせようとする意図が伴います。

次回はこれについて説明していきます。

パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その4 コミュニケーションの公理の解説

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パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その2 理解とは?

前回、以下で、パワハラの根底には理解しない業務用語と段取りがあるとお伝えしました。

パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その1 パワハラの定義とは?

今回は、「理解」とはそもそも何かについてお伝えします。これはコミュニケーションの根底にあるものです。

では、まず定義からです。

「理解」

・物事のすじみちをさとること。わけを知ること。物事がわかること。 「文意を―する」
・人の気持や立場がよくわかること。

 

と辞書の定義であります。もっと専門的になると理解は下の3つの要素から構成されます。

 

親愛の情(Affinity)

好意や愛情、あるいはその欠如の程度、それは誰かあるいは何かに対する愛、または好きだという気持ち。距離に対する許容の度合い。大きな親愛の情は近くにいることを許容。
あるいはそれを好むということ。

親愛の情の欠如は近くにいることを許さないこと。

例:誰かに対する好意。親愛の情が強くなると一緒に居たくなる。遠距離恋愛が上手くいかなくなるのは、距離が離れることが主な原因です。

恋人同士が好きになると親愛の情が強まり、一緒にいたくなります。そして、結婚すると一緒に食生活をともにするようになります。離婚の場合は、まず親愛の情が薄れてきて、一緒に居たくなくなります。そして別居するようになり、ついには離婚となります。

現実性(Reality)

何かが存在していることに対する合意。個人が現実性であるというものではなく大多数の人たちがそうだと合意するもの。

例:話が合うのは同じ趣味や同郷の人です。相手との共通のものがあると話が弾みませんか?また、相手に「このラーメン屋さん美味しいよね?」と言ったときに、「そうは思わないよ」現実性が異なると相手を理解しがたくなります。

 

コミュニケーション(communication)

2人の人間やターミナルの間で考えや物体を交換すること(ターミナルとはコミュニケーションを受け取り、中継し、送ることのできるどのようなもの)

例」シンプルにコミュニケーションのことを示しています。

 

頭文字を取ってARCの三角形と言います。この三角形が大きくなれば、相手をより理解したことになり、小さくなると、相手を理解できなくなります。

 

この定義からすると、単に相手に事実(現実性)だけを言うのは理解されません。例えば、怖い顔で相手に何かを言うのと、優しい顔で言うのとでは明らかに相手に理解されるかの点で違いがあるでしょう。

両者の違いは、「親愛の情」があるかないかです。

これは叱ると怒るの違いとも言えるかもしれません。例えば、業務で部下がミスをしでかした時に、「何でそうしたの?」と優しく言うのと、「何でそうしたの!!」と怒って言うのとでは違うでしょう。

怒って言うと同じ内容でもパワハラになるでしょうね。

 

またとても親愛の情があるけれど、ちゃんと相手との「現実性」合意を取らずに、物事を進めると後にトラブルになりませんか?

すると親愛の情も落ちてしまいます。

仕事ができる上司にありがちなのでは、「若い頃は、聞かずに自分で考えてやったのに。。今の若い者は?」というタイプです。昔と今では違います。殴られたり、仕事は盗めと言われて育った世代と言って聞かせた世代では、明らかに現実性が違います。

もし、そうした上司が部下に仕事をやらせようと思った時は一度、部下の現実性に即した指示を出す必要があります。1から10まで一度教えるとか何か手段を講じる必要があるでしょう。

さらに部下とすれ違うようになったら、部下のせいにするのではなく、コミュニケーションを取って、現実性の違いをきちんとお互いすり合わせることです。

相手にせいにしている内は何も解決しません。

そうすれば、親愛の情も戻り、結果として相手を理解できるようになります。

何か一つの角、親愛の情が落ちたら、現実性を上げるとか、コミュニケーションを取るとかしてきちんと修正してみて下さい。

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パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その1 パワハラの定義とは?

<パワーハラスメントの定義とは>

では、パワハラの定義をまず明確にしましょう。

厚生労働省によると、職場のパワーハラスメントとは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義をしました。

 

この定義においては、

・上司から部下に対するものに限られず、職務上の地位や人間関係といった「職場内での優位性」を背景にする行為が該当すること

・業務上必要な指示や注意・指導が行われている場合には該当せず、「業務の適正な範囲」を超える行為が該当すること

を明確にしています。

 

「職場内での優位性」については、上司が新規に赴任した部署や事業所で、業務を知っている部下の古参社員から情報を十分与えらえないことや、有能な部下が、上司を無視したり、集団で馬鹿にすることも含みます。

「業務の適正な範囲」は、相手の間違いを指摘することは大切ですが、繰り返し言い続けたり、人格否定するところまで行くと明らかに訂正な範囲を超えてしまいます。

<理解できないこと>

人間関係は相互の理解の上に成り立っています。上司は部下が理解できないことを指示しても部下は理解できないので、できません。

これには、2つの要素があります。

1. 業界特有の専門用語を理解できない。

2. 仕事に必要な作業とその段取りを理解できない。

1の最初の部分ですが、もし、理解できない用語を聞いたら、どんな気分になるでしょうか?実は、人は、理解できない単語に出くわすとその後で聞いたことがすべて空白になって理解できないことになります。ですから上司がいくら説明しても、まったく部下は理解できないままになります。

そこで、強引に「何でわからないんだ?」と言っても、部下はどこがわからないかすらわからないので、混乱するばかりです。結果として、「上司の説明が強引だ!パワハラだ!」と思われかねません。

もし、部下が業界用語がわからくて混乱していたら、部下にどこまで調子が良くて理解していたのか、そして、どこからわからくなったのかを聞いて、その間にある理解できない単語を見つけて、その単語の定義を明確にして理解させた上で、先の説明へ進みましょう。

そして最終的には、以下でしょう。

解決策→業務用語を網羅した簡単な用語辞書をつくる。

 

2の部分ですが、例えば、カレーを作るときに、玉ねぎを切らずに、いきなり鍋に入れたり、あるいは、カレールーを入れ忘れてしまえば、美味しいカレーはできません。自動車を組み立てる時に、車のボディが出来てないのに室内のエアコンを設置しても上手くいきません。仕事には必要なパーツとそれを組み立てる段取りがあるのです。

解決策→仕事に必要な作業はA,B,C, Dで、ABCDの順で行うことを書いたものを残す。

確かに、大変ですが、実際、私が知っているあるIT会社は、この2つがきちっとしていて、新人が入ってすぐに当日から仕事ができる状態にもっていけていると聞きました。またマクドナルドもバイトの高校生をすぐに即戦力として使えるようにするために、マニュアルががっちり作っています。

もちろん、最初から業務に精通している社員と仕事のスピードは違います。

しかし、これらの2つをきちんとすることが、上司と部下との間に余計は摩擦やパワハラを起こさないために必要でしょう。

パワーハラスメントにお困りな経営者の方へ その2 理解とは?

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