コミュニケーションにおいてこうした問題を抱えたことがありませんか?
・何か言っても相手からの返事がなく、相手が理解したのか?そうでないか分からない?
・こっちは言っているのに、相手に伝わらなかったことがありませんか?
・空気が読めない新人にどう伝えたら良いのか?
日本語は英語と違いYES、NOがはっきりしない言語です。例えば、「検討します」と言われたら、その場の雰囲気にもよりますが、大方、NOの色合いが濃くなります。あえてNOと返事しないのです。
しかし、社内で曖昧さがあると業務に支障をきたしてしまいます。
こうした問題が起きたときには原点に立ち返る必要があります。コミュニケーションの定義をみてみましょう。
コミュニケーションの定義
英語:communication = ラテン語:communis ( common, public, 共通の) communio(交わり, comm共に unio一致)+ munitare(舗装する, 通行可能にする)
この定義には、「共通の」があるように、コミュニケーションは相互理解が基本です。
ですから、
・片方が「言ったのに。。。」と言って相手が理解したかの確認を取らないこと。
・「そのくらいわかるだろ。。」ときちんと相手が理解するまで伝えないこと。
・「わかった」と言って内容をちゃんと理解してないこと。
・察しろと相手に理解させるのを委ねていること。
以上は含まれてないのです。
そこで、次に問題となってくるのは、
コミュニケーションにおいて、理解する責任は、コミュニケーションの源点(出し手側)か、受領点(受け手側)のどちらにあるでしょうか?
一般的に、日本人は民族も一つであり、何となくわかる。空気を読めと言われるように、得てして、起因点というより、受領点にも理解する責任があるように思いがちです。
しかし、以下のコミュニケーションの原理をみれば、そうではないことがわかります。理解する責任は、実は起因点にあるのです。
コミュニケーションの公理
コミュニケーションとは、源点から距離を越えて受領点へ衝動あるいは粒子を押し進めるとする考え及び行為であり、それには源点から発せられたものに対するデュプリーション及び理解を、受領点に生じさせようとする意図が伴います。
次回はこれについて説明していきます。
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