個人の価値と高潔さについて その1

仕事に自尊心をもって取り組んでいないとどういうことが起きるでしょうか?

その仕事について責任感が欠如してしまうかもしれません。結果として、納期までに仕事が仕上がらないことだったり、心をこめて仕事をすることがなくなるかもしれません。

工場では不良品を平気で出してしまうかもしれません。

受付係りは、お客さまに丁寧な対応をしないかもしれません。

人間関係では、自分を大切にしないことから、他人に対してもぞんざいな態度をしてしまうかもしれません。

自分に甘くて、それでも良いと思ってしまうかもしれません。

自分の夢や目標についても安易に妥協してしまうかもしれません。

自分を大切にせず、相手も大切にすることもなくなるかもしれません。

アメリカに行くとわかりますが、道路工事をしている作業員を見ると、5~6人いるときちんと働いているのはせいぜい一人か二人で、他の人間はぼーっとしているのをよく見かけます。これもその仕事をきちんとしていない、自尊心の欠如と思われます。

このように自尊心というのは個人の尊厳であると同時に、仕事をうまくやり遂げ、対人関係、社会生活を営む上で、とても大切なことです。

反対に、自尊心が最低に陥ると、お店のものを取ったり、人を殺したりするのが平気になり犯罪者となります。それは究極の自分自身への価値の低下なのです。

失業→社会に自分の価値を認められない→自尊心の低下→何をやっていも良い→犯罪を犯す というのは、犯罪者への道なのです。

では、自尊心をつけるには、まず自分は駄目だと思ったり自分を責めたりするのをやめるのが一番とはいいますが、そもそも、思い込みを変える以外に、自尊心を上げるような科学的な方法はあるのでしょうか?

それについて、明日からお伝えしていきます。

詳しくは以下の本からの内容です。

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