よく人を前にすると、言いたいことを言えず、相手の意に沿うように言ったり、行動する人がいます。
他人には悪い印象は与えませんが、でも、実は、その人自身は我慢しているってことってありませんか?
その人を仮にAさんとしましょう。
Aさんは、好き勝手なことを言ったり、行動する人を見ると、自分もそうなりたけど、そうなれないと思います。
Aさんは、コミュニケーションを抑えて生きていると言っても過言ではないでしょう。
Aさんは我慢するクセがあるので、つい頑張ってしまい、ストレスをためがちになります。そして、我慢していることにも気づかなくなり、自分らしい生き方ができないと悩むことになります。
聞いてみると、Aさんは、小さいときに親が厳しかったり、また両親の仲が悪くてコミュニケーションを自分が発しても受け取ってもらえず、自然にコミュニケーションを抑えるようになってきたことがわかります。いい子でいないといけない環境だったのです。人の顔色を伺うように、嫌われないように生きるようになったのです。
コミュニケーションをしないということは、自分で考えてることを言わないことです。言わないことが溜まると、そのはけ口で別の人に愚痴ったり、また他人はどうしてわかってくれないないんだと悩むようになります。しかし、言わないのだから、相手はAさんのことが理解できません。ですからわからないことにはAさんがして欲しいことをしてもらえないのは当然なんです。
あるいは、自分自身に矛先が向いて、なんで他人はわかってくれないんだろう。私の何かが悪いに違いないと、自分を責めるようになったりします。そして、相手が強く出たときに、逆らうことをしなくなります。相手の期待通りに振る舞おうとします。そして、何か問題が起きると自分が悪い。少しのミスでも自分を責めるようになります。そして自分を責め続けると自信がなくなります。そして、自信がないと仕事や家庭でさらにミスをしたりして、人に責められたりします。益々落ち込みます。
どうしようもない悪循環ですよね。
では、Aさんはどのようにすれば良いでしょうか?
第三者がアドバイスするとすれば、「思ったことをもっと口に出して言いなさい!」です。
でも、言えないんです。ダメなんです。
育った環境で、自動的にそうなってしまっているんです。
そうした人が言えるようにするには、どうすれば良いでしょうか?
それについては次回以降に続きます。
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