車で事故をしてしまった。この原因はわき見運転であった。これが通常、結果に対する原因です。
しかし、もっとつきつめていうなら、なぜわき見運転することになったその原因をつきつめないといけません。
もしかして、その日の朝、奥さんとけんかしたのかもしれません。結果として注意が上の空だったかもしれません。しかし、なぜ、けんかするようになったのか? そこまで見ないといけないのです。
それは性格なのでしょうか? ではどの性格の部分がけんかの原因となっているかです。
それを冷静に突きつめいくと、必ず、自分の性格で自分自身でコントロールできない部分があるという事実にいき着きます。
たとえば、カッとしやすい性格だとか、人から何か言われると考えこんで、それに注意がいってしまうとかです。
これが真の原因です。
もし、これがこの人にあるなら、人生でストレスがかかった場面が来ると常にカッとしやすいことが繰り返されてしまいます。
今回は事故だったでしょう。しかし、上司との間でカッとしやすければ、その上司との人間関係がうまくいかなくなるかもしれません。それが続けば、職を失うかもしれません。奥さんとの間の関係もうなくいかなくなるかもしれません。そして子どもが巣立った後で、熟年離婚につながってしまうかもしれません。
このカッとしやすいところから、こうした結果が次々と出てくるのです。
また別の例だと、人とコミュニケーションするのがうまくない人がいるとします。原因は引っ込み思案だとします。
しかし、なぜ引っ込み事案なのでしょうか? こうした方を前にしたとき、その方の自分自身に対する自己評価はどうなのかを聞いてみます。すると、劣等感が強いとか、いろいろ否定的なものが出てきます。「自分はできない。しっかりしていない」とかです。
では、なぜそうなのかと聞いていくと、親から常に文句を言われたり、否定されたり、反対された過去が出てきます。
それも「おまえはしっかりしていない、できないんだから」と言われていたことさえ出てきます。
実は殴られたり、怒られたりして、意識が減退したり、無意識になったときに、こういう言葉を言われると、それが潜在意識の中に入り込んで、その人の言動をその後の人生でコントロールしてしまうという心の構造があります。これは、誰にでも存在するものなのです。
その言葉は催眠術のようにその人をコントロールして、その人の人生をうまくいかなくなる方向へ向けてしまうのです。
ですから、ストレスがかかると「出来ない自分」という潜在意識からの暗示によって、ものごとに失敗してしまうのです。これはプレッシャーに弱いと一般的に言われている背景にある原因です。
よくある成功法則や行動療法は、行動によって、そうしたうまくいかなくなるものを矯正しようとするものですが、行動していても、常に心の中ではこの言葉が聞こえてくるなら、たとえ成功してもそれを続けることは難しいでしょう。
ダイアネティックスでは、こうした過去に言われて潜在意識に入り込んだ言葉を完全に消去する技術です。そうすれば、二度とそうした悪循環のパターンにはまりこまなくなるでしょう。
あなたも、ダイアネティックスで過去と決別して、よりよい未来を築きましょう!
