食事と精神の関係

いろんな方をカウンセリングをしていくとわかるのですが、精神的に不安定であったり、あるいは、それこそ、正常な意識状態でなくなってしまった人の食生活を見ていくと、必ず次の事実に突き当たります。

白砂糖(お菓子や清涼飲料)をたくさん摂っている。食事も出来合いのコンビニ弁当だったり、マクドナルドだったり、家庭で調理したものを食べていない。仮に食べていても炭水化物中心で、十分な野菜やタンパク質を摂っていない。

です。

栄養が不十分だとどうなるでしょうか? エネルギー不足、気力が湧かない、イライラする→他人の言動に傷つきやすい→気持ちが不安定になる。血糖値の乱高下でホルモンの機能も正常にはたらかなくなる。

学校でのいじめや先生との関係で問題が生じる。

不登校なり引きこもりになる。

何か失恋なり、事故なりショックな出来事になる。

するとその瞬間、意識が飛んでしまいます。

結果、正常な意識状態でなくなります。

そして、精神科や心療内科に連れていくと、統合失調症だと診断されてしまいます。

次にくるには、治療という名目で、精神薬の投与です。

よけいにボーッとしてくる。

人間として機能しなくなる。

これで、1人の人間の将来がなくなってしまいます。

この先、続く家族の心労はいかがなものでしょうか?

実際、こうしてもともと食生活が不規則なのは、お母さんがきちんと食事を作っていないことが実はベースにあります。

ある問題児がたくさんいる中学で、学校給食をがらりと変えたら、問題児がいなくなったということを聞いたことがあります。

これほど、食事は大切なのです。

共働きで、お母さんが忙しくて、出来合いのものやマックやファーストフードのものしか買ってこない。それが習慣化してくると味に対する感覚が麻痺したまま育ちます。

すると、家で食べなくても外へ一人で行ってもジャンクフードばかり食べるようになります。

育ち盛りの身体の中に栄養がきちんと入っていないので、精神的に不安定になってしまうのです。そして問題行動を起こすことになるのです。

本当に怖いことですよね。

そして精神科へ行き、精神薬を摂ったら、もはや薬漬けの将来が待っているのです。薬を飲むのが、数ヶ月続くようになったら、私でもその人を救うことはできまません。

私自身、白砂糖抜きの生活を1ケ月以上続けていますが、それ以前と比べると極端な空腹感やイライラ感が激減しました。また4kgの体重が勝手に減りました。

それまでは空腹になると、コンビニでパンを買ったり、また暑いのでアイスを毎日のように買ってました。それを一切やめたら、コンビニに行く用事は、公共料金やアマゾンで通販でものを書う以外なくなりました。

私のようにメンタルのトレーニングをかなり受けている人間でさえ、精神的に影響を受けるのです。

ましてや育ち盛りで、体重の軽いお子さんがどれほど、精神的に影響を受けるかは、想像を超えるでしょう。

どうか、お子さんが問題を起こしているなら今一度、食事を検討してみてください。また大人でもイライラ感や精神的に不安定感があるなら、それはお食事に原因があるかもしれません。

 

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