よく、職場でパワハラを受けた。いじめを受けたという方が相談に見えます。
共通していえることは、そうした方はとても善人だということです。そして世の中には人を貶める悪意を持った方がいるという存在を信じないことです。
でも、もし、世の中が善人ばかりであるなら、犯罪も起きないし、空港のセキュリティチェックはないですし、家の鍵やパスワードすらいらなくなるでしょう。
もし、あなたが人の家に鍵が開いていたり、店員がいないお店があったら、勝手に入ったり、しないど断言できるならあなたは社会的な性格者です。
しかし、世の中にはそうした留守宅に、入ってしまう人がいるのです。それほどでなくても相手を貶めたり、否定的な噂を流す人は、どんな職場でもいますよね。
そして、そうした反社会的な性格者に対して、日和見的な人は、自分がいじめられたくないものだから、その邪悪な人に従ってしまうのです。
学生時代、いじめられた経験がある方は多いと思いますが、いじめのきっかけをつくる人はたいてい決まっています。そしてその他大勢が単にその人に従うだけなのです。
いじめはつらいと思っても気づくと回り中、敵ばかりになってしまい、どうにもしようがなくなってしまう。
不登校になるのもたいていそうした原因です。
それは実は大人になっても続くのです。
そうしたいじめやパワハラを受けて、その職場に居辛くなって、人間関係の問題でその職場をやめたしまったり、あるいは、ウツとなって病院に行ってしまったりしてしまうのです。
そうした方が相談に見えたとき、私はどのようにアドバイスするでしょうか?
手を取って慰めるのでしょうか?
「大丈夫だから、気にしないでくださいね!」と言うのでしょうか?
いじめのストレスをカウンセリングでとって、ポジティブに考える癖をつけようと言うのでしょうか?
いずれも違います。
だって、慰めてもらっても、現実は変わりませんからね。
行うことは戦うか逃げるしかないんです。
逃げるのとは退職や部署の異動することです。
戦うにはどうすれば良いでしょうか?
現在、あなたが遭遇しているのはどのような状況なのでしょうか?
そうした反社会的な性格者はあなたに対するよからぬ噂を周りにふりまいています。
その一方、話しかけた相手にあなたが、よからぬ噂をふりまいていたと吹き込むのです。
たとえば、
「Aさん、母子家庭で頑張っているみたいだけど、実は離婚は、Aさんが浮気がきっかけだったみたい。」
「ところで、あなたのこと、Aさん、なんかそっけなくて親しみがないって言っていたわよ。」
「Aくん、頑張っているみたいだけど、実は得意先に評判あんまり良くないみたいだよ」
「ところで、あなたの仕事の処理が遅いってAさんぼやいていたよ。」
ですから、あなたは、知らぬうちに反社会的性格者だけでなく、社内の人間があなたに敵対しているのを感じるのです。周り中が敵というのは辛いですよね。
こんなことは信じられないかもしれませんが、実際起きるのです。
こうしたターゲットとなる人どういう方でしょうか?
それは社内でも仕事が出来てしかも性格の良い人が多いです。
人に苦労かけるなら、自分がそれを背負ってやってしまうような人です。
責任感の強い方です。
抑圧を受けたその人は人の善意を信用するので、その反社会的な性格者の良いところを見ようとして、それに気にもかけません。
しかし、気づくと回りは敵ばかりという状態になっているのです。
ではどうすれば良いのでしょうか?
<続く>
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