思っていることは言っちゃっていいんですよ!

私のところに来る方は極端なことを言いますと、元気過ぎて、エネルギーがありあまり過ぎて、軌道が少しはずれてしまった方か、あるいは元気がなさ過ぎて、人からいろいろと悪い影響を蒙ってしまった方かどちらかです。

簡単に言いますと、普通の人のふりをしていますが、内面では悩みを抱えた普通じゃない人です。

私も過去、切れやすい性格で、日常生活を送るのがしんどかったので、人のことは言えません。私は軌道をはずれた口でしたが、現在、そんなことはありませんが。

元気がない方が色々と問題を抱える理由はさまざまです。

職場でおかしな上司がいて、いづらいのでやめたい。夫が信じられない。デリカシーがない。子供が理解できない。などなど。

特に他人との関係で、そういう人はコミュニケーションを取らず妄想の世界で生きているといっても過言ではありません。

妄想とは何でしょうか?

・私だったら、こうするのに、あの人はこうしないのがおかしい! 常識がない。

・何でこういう対応をするのかがわからない。人としておかしい!

・こんな仕事を押し付けて理解できない。

こういったものです。

こういう方に聞くことがあります。「じゃあ、その人ときちんとコミュニケーションを取ったのでしょうか?その人はその人なりの理由があることでしょう。聞かないをわかりまんよ!」と質問すると、きっと私をにらんで、

・そんなのわかるはずだ!

・それすら言わないといけないんですか?

・何で、私にそんなことを聞くのですか?

と怒りや悩みの矛先がこちらに向いてくるのでたまりません。

そういうときに、さらに話を続けます。

納得できないこと、言いたいことはためずに言わないとあなたがストレスを抱えますよ。また、他人との間に問題を起こさないためにも言いたいことを言って下さい!言わないとわからない人が当然います。特に男性は女性ほど、カンがよくはありません。察するなんてできません!と言います。

そして、自分の例を話します。

先日、東京へ行ったときに、金券ショップでチケットを買おうとしたところ、いろいろと悩んでどれにしようか迷っていろいろと質問していると、店員の男性の方が、少しイライラしているようでした。というのは私は、平日と休日と東京の地下鉄はチケット価格が違うことを知らず、頭の中で、休日は何枚、平日は何枚と計算していたからです。

私のあとにお客さんがいないので、私が早く決める必要はない状況でした。

お金を払ったあと、「領収書を下さい!」と、ただ、彼がそれを書いている途中で、「やはり一枚、平日に変えてください!」と言いました。

その時、彼は、「早く言ってよ!」と履き捨てるように言い、領収書を無造作に書き直しました。

その瞬間、何かが私の中で切れました!

大きな声で、「それでも客商売か! どういう態度をしているんだ!」

彼は、黙っていたので、さらにムカッと来たので「なんか、言うことあるんじゃないの?」

とたたみかけると、怒った顔で「失礼しました。」と答えました。

「その態度は何だ!」と言いたかったけれど、そこまで言うとけんかになるので、それはさすがに抑えました。気持ち的には80%晴れた気がしました。

理不尽なことをされて、言わないとストレスはたまるんだなとこのとき痛感しました。

そのあと、もう一度、そのお店に聞きたいことがあって1時間ほどあとに行くと、その男性は丁寧な態度に変わっていました。おそらく他の店員の方にたしなめられたのでしょう。怒ることは、確かに礼儀正しくはありませんが、理不尽な対応をされたときには、怒ることは、自分の気持ちを晴らすだけでなく明らかにおかしいことに対して、きちんと相手に言わないとその人も良くならないのです。

これが我慢が美徳だとかに左右されてしまうと、結局自分が嫌な気分を味わうだけでなく、その人の態度すら変わらないのです。

そして、この人はその態度をずっと続け、結果として、不愉快にさせてお客さんがあふれ、そして受けたお客さんは、その不愉快の矛先を自分の奥さんや子供、あるいは、夫に向けるのです。

それは間違ったターゲット(矛先)です。本来は、その不愉快にさせた人に指摘するなり、怒るなり、何らコミュニケーションをすればよかったんです。

でも、それをやめた。

結果として、こうしたことが起きるのです。

でも、それは世の中のためにならないのです。

ですから、自分が理不尽な態度をされたときに、怒りたいとき、言いたいときは遠慮なく言ってあげてください。

あと、相手がイライラしていたり、陰険そうな人には普通に言うより、怒ったり、怒鳴って言うことが、唯一その人にコミュニケーションが入る機会であることをお伝えしたいと思います。これは意見ではなく、単に技術的な理由によります。(^^)

また、もちろん、言った結果によって自らの生命の危機にならないように、知恵を十分働かせてくださいね。

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