はじめに

 200問からなる性格分析テストを行うと以下のようなグラフとなって出来てきます。

下のグラフをクリックするとテスト画面に入れます。

 




オックスフォード性格分析テストの診断



このテストはオーディティングと呼ばれるカウンセリングの勉強のコースでの効果測定に使われているものです。オーディティングを受ける前と受けた後で、このてテストを行い、主観的にどの部分が変化したかを容易に見ることができます。目的としては、

1. 自分がどこにいるのかを知る。
2. 自分の進歩を見ることができる。

ということです。

性格とは? 何でしょうか?

今まで、親や年上の人から、こうしなさいと言われ、あなた自身の部分を削ったり、付け加えたりして、あなた自身の性格を作ってきたと思います。その結果、あなたの性格はあなた自身に加えて、あなた以外のものがたくさんついています。

オーディティングと呼ばれるカウンセリングや、勉強のコースはこうしたあなた自身でないものを取り除き、本当のあなたを見つけ出すものです。それはあなたを変えるのではなく、

あなた以外のものを取り除くので、あなたは変わることはありません。

他人が自分に対して言うことはたいてい正確ではありません。このテストはあなたがあなたに対しての意見です。もし、これを信じない場合は、あなたは自分の行為に責任を取ることが出来ない方です。あなたはこのテストを強制されて書きましたか?ウソをつきましたか?もし、自分に責任を取ることが出来ないのであれば、評価はこれでおしまいです。

ではまたの機会にお会いしましょう。


もし、あなたが責任を取れるならこれから解説していきます。もちろん、これは一般的なものなので、さらに詳しい説明、なぜこうした状態になったかを明確にお知りになりたい方はお問い合わせ下さい。

A. 安定・不安定

安定が高いと簡単に他のものから影響を受けない。明確なゴール、明確な考えが人を安定させる。Aが高い人は、確固とした考えを持っているので、それに基づいて判断を下すことができる。自分がどこへ行こうか知っている。動いたり、変化したり、失敗しない傾向があることです。

物事に取り組むと持続性があります。また静かで理性的で、簡単には動揺しないことを示しています。


これが低い不安定だと、簡単に混乱する。邪魔されてしまう。人生で明確なゴールがない。勉強で問題をかかえて判断を下すことができない。チャンスを逃す。分散していて、感情面、行動面、自分の目標などが急に変化する傾向をしめしています。動揺しやすかったりします。何かを継続して行うことが苦手です。

たとえば、ここが低い人は、何かを決めようとしても分散しているのでなかなか決められなかったり、先延ばしにする傾向があります。また今日言ったことが明日には変わってしまったりすることもあります。他人から見て極めて予測のつかない人となります。


B. 幸福・抑うつ

―幸福が高いと自分が好きで一生懸命行動している。自分が好きでやっていることが好きで自信をもっている。前向きな態度で自信がある。

これは、その人が自分自身に関して思っていること。前向きな態度。

下がると抑うつ、憂鬱、−自分のことが好きではなくネガティブな見方でやっていることが好きではない。また自分に自信がない。悲しい。人生で経験した喪失の出来事がある。

やっていることが悪いことではなく好きではない。

たとえば、幸福が高い人は、ポジティブな見方をするので、例えば、何かうまくいかないことがあっても別の手段でうまくいかせようとしますが、低い人は、そこでネガティブに考え諦めてしまうかもしれません。ネガティブな人とは、このグラフで、Bが低い人です。


C. 落ち着き・神経質

―高いと感情をコントロールすることができる。下がると感情によってコントロールされる。高いと状況にふさわしい感情をコントロールすることができる。悲観的な感情によってコントロールされていない。下がると常に心配している。意味のない不合理な恐れがある。理性とは矛盾する。

常にイライラしている。常に心配ごとなど考えてしまう。カッとなって怒ってしまうなどはこのグラフが低い人に生じることです。

Cが低いとたくさん考えてしまう。

数式で言いますと、

1+1=2 正しい答えだが、気分的に納得しない。
1+1=2 やっぱり正しい答えと思えない。
1+1=957 正しくないが気分的に良い。

本来であれば、感情と理性は一致すべきである。

例えば、気分的に良ければ正しい答えとしてしまう。殴るのは正しくないが気分がそれをすると良くなるので相手を殴ってしまう。

夫が、妻を殴るのもそうです。理性的に考えると殴るはおかしいが、感情的にはそれをする方が良いのでやってしまう。殴るとすっきりする。

理性と感情が矛盾する。不合理な恐れ、癇癪がある。

あるいは、このCが低いと女性で嫉妬深くなったり、夫が単に会社の仕事で遅れただけなのに、しつように浮気を疑ってしまうなど。

パーティできれいな女性がいて、話したくでも絶対話を聞いてくれないと思い、もちろん、理性では話に行った方が良いが、話に行くことができない。

D.確実性・不確実

次に何が起きるかを予測できること。高いと能力が高い。物事を解明するのが好き。エンジニアの方に高いタイプが多い。この数字が40以上ですと、かなり確実性がある。40以下はアップ、ダウンする。浮き沈みする。

別の誰かの影響でベイランス(人格)が変わる。調子が悪いと変わる。Dがさらに下がるとベイランスの移り変わりが激しくなる。しかし、何で浮き沈みするのか本人はわからないのです。

何かの影響下にいるが本人はそれを見分けることができない。こうした心についての教育を受けることにより、何が起きているかをわかるので、影響を受けにくくなります。確実性が低い人は何が回りで起こっているのかわからない。

E.行動的・非行動的

肉体的な行動のレベル。高いと動き回っていて健康です。行動において肉体的に障害がない状態です。その行動が下になってくるに連れてと怠け者となります。さらに下がるとワナに捕らわれている状態です。行動において深刻な問題を生じています。

0以下ですと何かの病気の状態です。一番下であると引きこもり状態です。


F.積極的・批判的

その人が人生において外向している。継続して自分が外へ向けて何かを得ようと手を伸ばしている。下がると抑制しています。高ければ有能で、何かを推進して続けていくことができる。下がると恥ずかしがりやです。自分自身を抑制していて下がると木の葉のような状態で他の人から小突き回されてしまいます。

低い人は人生がその人に叩きつけてきた。そうした方には、オーディティングが必要です。

グラフの全部が低い場合は、最近その人の人生に深刻な出来事があったことを示しています。

本来の状態は一番上ですが、人生の経験がその人を下に押し下げたのです。もともと不幸で恥ずかしがり屋の人はいません。それらは、その人の本来の性格に付け加えられたものです。

この積極的は、潜在的な能力を示しています。


G.責任感・無責任

責任が高いと人生に起こることに対処して自分が望む方向に導いていけます。低いと、人生が自分に起こり、対処できません。ついていないと思ってしまいます。 

このGが下がっている人は何かが起こったときに、運、ツキがなかったと言います。自分が行った結果がどうなったのかを見ることができません。自分が行ったことがどうなったかわからないので、人生が問題になってしまいます。上がっていれば、自ら行動を起こすことが出来る(起因)であり、下がると人生が押し寄せきて受身の状態です。

正しいグラフー80くらいでまっすぐです。それ以上の上であると強迫観念的である。たとえ上であってもバランスが崩れているときは、何かまずい状況が起きている。

グラフが上の人はちょっとした問題もきちんと認識できます。

たとえば、乱暴な態度で義母に接していたら、いざという時に、お金を借りることができなくなり、ローンが払えなくなり、車を売り、自転車で通勤していたら、事故にあった。

これを見ると事故にあったことが不運だと考え、責任の所在を「不運」ということで解釈してしまいがちですが、元をたどっていくと、乱暴な態度で義母に接していたことが原因です。

このグラフで責任が低い人は、「乱暴な態度で祖母に接していたこと」を起因(物事が始まる源点、原因となるところ)にすることができません。


H.正しい評価・非判的

高いと すぐれた判断力、正しく物事の重要性を評価できます。
誰を信じるべきか、信じないか
重要でないか、重要かを判断できます。

正しい評価を見積もることができないと、他の人に対して評価を見損なうことになります。信頼すべきでない人を信頼して裏切られ、信頼すべき人を信頼できない。ですから正しい評価を見積もることができません。

ここが低い人は、人生で裏切りを経験しています。自分が裏切られているだけではなく、他人も裏切っています。人から裏切られるのは信じるべきではない人を信じた結果から生じます。これは人に対して、正しい評価が出来ないことから生じます。他人を批判していているのは、物事を見る力がないということです。

Hが低い人は必ず、裏切りを行います。これが低い人は、ひどい男を良い男と見積もりしてしまいます。結果的に、嫌な目にあいます。

たとえば、すばらしい食事に連れて行っても、食事を褒めるのではなく、テーブルクロスが嫌いとか、フォークの並べ方が良くない。きちんと評価できないので、細かいところを見て判断する。

物事から喜びを取り除いてしまいます。正しく価値を判断できない。人間関係に深刻な問題をもたらします。他の人によって裏切られただけでなく、自分も人を裏切ってきた。

誰が信頼すべきかわからいので、信頼すべきでない人を信じて、裏切られ、信じるべき人を信じて、過去の再刺激から、裏切ってしまう。枝葉末節なことに価値を与えて批判してしまいます。

1. 彼を愛すれば、愛するほど、裏切ってしまう。
2. 彼女が近寄れば、近寄るほど裏切る。
3. いい人を裏切ってしまう。Hが下がっている人はこのパターンを繰り返してしまう。

この性格分析テストのグラフで低い部分は脅迫観念的なものです。押し下げられて元に戻っていないことを示しています。

このHの部分を上げるには、「個人の価値と高潔さコース」を勉強することによって上げることができます。

I.協調性・非強調的

他の人に対する態度です。高いと他人の視点を楽に受け止めることができます。想像力が豊かでです。人が好きで合意することができます。人を助けることが好きで、愛が高い状態です。

下がると人と合意しません。 調和しません。 助けを受け止めるのが下手です。ここが低い方は、基本的な合意が破壊された結果が過去にあったことを示しています。たとえば、両親の離婚、別居、小さいころ、お父さんとお母さんに問題があった方が低くなります。

お父さんとお母さんの合意が破られた。合意が破壊されたパターンにその人はひきづられているのです。

こうした方を例えますと、

1. 自分と他人との間にガラスの壁があります。それでも構わないと思っています。これは彼が打ち立てたのではなく、過去の経験から来ています。

2. しかし、これは4枚の壁で立方体になって本人も囲まれています、見かけは良いですが他人に手を伸ばすことができない。モノは手に入れられるが、愛情は手に入れることができません。

3. このガラスのボックスは、自分を守ろうとしたのは過去の出来事から出来たものです。

4. 信頼している人を裏切るので愛そのものが低くなってしまっています。

J.コミュニケーション

あらゆる知覚がコミュニケーションです。コミュニケーションが高いとすべてを見渡すことができます。下がってくると視野が狭くなってきます。他人や環境に影響する能力が低くなってきます。自分のことをわかってくれないと思っています。結果として、人生の犠牲者となっています。

良いことをやったのに感謝されない。何もしていないのに文句を言われた。不公平、不正があった。わかってくれない。誰かを理解するには、誰かからの情報が必要。自分で情報を十分出さないので、他人がその人のことを理解できない。

他人が自分のことを理解できないことに文句を言い、自分をわかってくれないと言いますが、そもそも他人の自分の情報を出さなかったのが原因です。

上なら人生に影響を作り出すことができますが、下がるとたくさんの秘密を持っている状態です。

相手に理解させるという視点に立つ

わかってくれない→理解されない→コミュニケーションしない。

わかってくれる→理解される→コミュニケーションする。

これをあげるにはオーディターのトレーニングが必要です。



Gが低い。コントロールできない。物事がわからない。
知識をあげればコントロールできるようになり、対応できる。
何かを修正したいのであれば、その源を見つける必要があります。

本当に有能な人はどこを改善したいのかが言えます。

Jが低い人の例をあげますと、殺人事件があって近所の人のインタビューで、もの静かな青年でしたというのがあります。これは、本人が性格の一面しか情報を与えていないことから生じています。こういう人は人生に対して盲目で見ることができません。針の穴を通したもので見ているので、理解していません。理解していないままに行動するので失敗します。結果として人生に対して、何度も苦しめられた経験をもっています。

さあ、テストを行ってみましょう。上で書いたようにそれぞれの項目が出てきます。解説が必要な場合は、電話にて無料解説します。

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